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オーダースーツの魅力と失敗しない方法を解説

オーダースーツの魅力と失敗しない方法を解説

テレビドラマや映画で登場人物がおしゃれにスーツを着ているシーンをみて、憧れを抱くことがあります。おしゃれに着こなせている理由として、出演者の体にあったスーツを着ていることがあげられます。

例えば、テレビドラマの半沢直樹や映画のマスカレード・ナイトでは、登場人物がおしゃれにスーツを着ているシーンが印象的です。登場人物が着ているスーツの多くは、老舗テーラーの英國屋が仕立てたオーダースーツです。

オーダースーツはさまざまな用途にも対応でき、個人の体型にあったスーツを完成させられるため、おしゃれに着こなすための要素を多く含んでいます。

オーダースーツは魅力が多い

既製品とは異なり、オーダースーツは体にあったサイズ感であること以外にも多くの魅力があります。

既製品の万人受けするベーシックなデザインや生地のスーツではなく、自分のオリジナルの生地やデザインを組み合わせられます。シルエットや襟型、ボタン、裏地などさまざまな要素で自分好みにカスタマイズ可能です。

  • 自分好みのカスタマイズ
  • 体型に合わせたスーツを作れる
  • 長持ちする

自分好みのカスタマイズ

毎日スーツを着ている方の多くは、おしゃれに着こなしたいと思っています。既製品は、ターゲットが幅広いため、ベーシックなデザインや同じような生地が多いです。袖丈を短くしたり、裾丈を調整したりする若干の手直しはできますが、基本的には同じようなデザインのものを選びます。

オーダースーツの場合、サイズ感や生地、裏地などを自分好みのデザインでカスタマイズできます。デザインに自信がない方も、スーツのプロフェッショナルであるテーラーとデザインを相談すれば、間違いなくおしゃれなスーツを完成させられます。

また、全てをカスタマイズする方法から一部のみをカスタマイズする方法まで、ニーズに合わせてカスタマイズできることも魅力のひとつです。

体型に合わせたスーツが作れる

おしゃれに着こなすファーストステップは体型に合わせたスーツを着ることです。これは既製品でも同じで、体型に合っているかそうでないかで見た目が異なります。人それぞれ体型が異なるため、既製品で体型に合わせたものを選ぶにも限界がありとても困難です。

オーダースーツの場合、おおまかなサイズだけでなく、肩幅や背筋などの個人の体型に合わせられます。そのため、自分の体型に合ったスーツを着られます。また、シルエットを工夫することにより、足長に見せたり、胴回りをすっきりさせたりできます。

長持ちする

体型に合ったスーツを着用することは、おしゃれに見せるだけでなく、スーツを長持ちさせることにもつながります。例えば、スーツのどこかがタイトすぎると負荷がかかりすぎて痛みにつながり、大きめサイズだとシワやヨレができやすくなるため結果として痛みにつながります。

オーダースーツは体型に合わせるだけでなく、既製品よりも裁縫が丁寧であったり、良質な生地を使っていたりすることが多いため長持ちします。

2. オーダー方法について

2. オーダー方法について

オーダースーツのカスタマイズ方法は大きく分けて3通りあります。

  • フルオーダー(一人一人に合わせた型紙使用)
  • イージーオーダー(既存の型紙からオーダー)
  • パターンオーダー(既製品からオーダー)

それぞれの内容についてより詳しく紹介します。

フルオーダー(一人一人に合わせた型紙使用)

フルオーダーはテーラーと呼ばれる仕立てのプロが採寸し、ほとんどの工程をハンドメイドで作る方法です。採寸後は仮縫いをおこない、理想と異なる部分を細かく調整し、理想のスーツをテーラーと製作します。そのため、完成するまでに時間がかかったり、完成度がテーラーの実力に左右されたりすることが多いです。完成するまでの期間は、店舗や相談時期によりますが約1ヶ月半です。

イージーオーダー(既存の型紙からオーダー)

フルオーダーは型紙を作るところから始まりますが、イージーオーダーは既存の型紙から体型に合わせて補正を行います。そのため、仮縫いから調整する工程を簡素化した方法です。

既存の型紙からカスタマイズするため、サンプルが多い店舗を選ぶことが大切です。

パターンオーダー(既製品からオーダー)

既製品から、着丈や袖丈、ウエストなどの調整をします。既製品からカスタマイズするため、自由度は少ないですが、ある程度サイズのあったスーツが完成します。

寸法調整は、縦寸法の変更は可能ですが、横寸法などの体型に合わせた細かい調整は難しいです。

3. オーダースーツで失敗しないための注意点

3. オーダースーツで失敗しないための注意点

オーダースーツは価格的に安いものではないため、満足できるものを完成させたいです。そのために以下のことに注意してください。

  • 目的と予算を決めておく
  • サイズ感と生地にこだわる
  • 試着して細部までこだわる
  • 完成までに1ヶ月半以上かかる

目的と予算を決めておく

スーツはビジネス用やパーティー、冠婚葬祭用など、着用するタイミングによって着用マナーが異なります。ビジネス用であれば会社や取引先などに合わせたデザイン、パーティー用であれば個性的なデザインも考えられるかもしれません。冠婚葬祭であれば、ブラックの無地にするなど、着用するタイミングによってデザイン内容も異なります。

スーツを作る目的は明確にしておくことが重要です。

予算についても決めておく必要があり、限られた予算の中で自分に合ったスーツを作ることが大切です。お金をかければ良いというわけではありません。テーラーも条件の中で最高のスーツを完成させたいと考えます。テーラーのホームページなどを確認し、予算を決めておいてください。

サイズ感と生地にこだわる

最大のメリットは、自分の体型にあったスーツを注文できることです。デザインがおしゃれでも、体型にあっていないスーツを着ることにより、おしゃれでないスーツに見えることが多くあります。おしゃれに着こなすために、体型にあったスーツを着ることが大切です。

フルオーダーやイージーオーダーの場合、生地にもこだわってください。生地をどのような素材にするかによっても着心地に大きな影響を与えます。

オールシーズンで着られる素材や通気性や吸湿性に優れた素材、防寒効果の高い素材などさまざまな素材の生地が存在します。生地の伸縮性なども考慮し、総合的に判断して生地を選ぶことが重要です。

試着して細部までこだわる

テーラーと相談を重ねてもイメージ通りに仕上がらないことがあります。満足できるスーツを完成させるために、試着が重要です。

フルオーダーの場合、仮縫いの段階で試着でき、サイズ感やシルエットを確認できます。イージーオーダーやパターンオーダーの場合も試着段階で気になることがあれば、テーラーと相談し、細部までこだわった内容を提案してください。

テーラー側も妥協してスーツを完成させるよりも、着る人が満足できるスーツを完成させたいと考えています。

完成までに1ヶ月半以上かかる

オーダースーツは一人一人に合わせたスーツを作るため時間がかかります。フルオーダーの場合、時期や内容によって異なりますが1ヶ月半以上の制作期間必要です。そのため、オーダースーツの場合、次のシーズン以降で着用できるスーツをオーダーするイメージが必要です。

まとめ

ビジネスシーンでも個人の多様性が求められるようになり、毎日着ることが多いスーツにこだわる方が増えています。おしゃれに着こなすためには、個人にあったスーツを選ぶ必要があります。そのための方法として、オーダースーツで自分だけのスーツを作るという選択肢があります。テーラーに足を運んで、唯一無二のスーツを作ってください。