
ネクタイの結び方は、さまざまな種類があります。状況に応じてネクタイの結び方を変えれば、見た目の印象も変えられます。そこで今回は、ネクタイの結び方とポイントを確認していきましょう。
ネクタイの結び方・ポイント
ネクタイを結ぶときに見た目の印象が変わるのは、ノット(結び目)です。ネクタイの結び方にかかわらず、ノットを意識して作りましょう。
プレーンノット
初心者が押さえておきたい基本的なネクタイの結び方が、プレーンノットです。ビジネスをはじめ、就活や冠婚葬祭などあらゆる場面で使用できます。
ウィンザーノット
元イギリス国王のウィンザー公が好んで結んでいた結び方が、ウィンザーノットです。ネクタイの結び目が大きく、存在感を与えられるのが特徴です。就活の面接や大事な商談など良い印象を与えたい場面で適しています。
セミウィンザーノット
左右対称になる結び目が特徴的な結び方が、セミウィンザーノットです。結び目は程よい大きさで、上品なスーツの着こなしが完成します。きっちりした印象に仕上がるため、彼女のご両親に挨拶するときに適した結び方です。
ダブルノット
結び目が縦に長くなるシルエットが特徴的な結び方が、ダブルノットです。比較的簡単に結べるので、初心者におすすめの結び方になります。特に、ビジネスやフォーマルな場面に最適です。
エルドリッジノット
逆三角形のシルエットが特徴的な結び方です。まるでネクタイを編み込んだような見た目になります。フォーマルには適しませんが、結婚式の二次会などに最適です。
クロスノット
結び目の美しさにこだわった結び方が、クロスノットです。ほかの結び方に比べると少し難易度が高いので、中上級者向けになります。ネクタイはシンプルな無地を選ぶとラインが際立ちます。
トリニティノット
結び目に広めな3つの織り目が作れる、デザイン性の高い結び方です。襟開きの狭いシャツとの相性が良く、すっきりした印象に仕上がります。カジュアルな場面でおしゃれに着こなしたい方に最適です。
チューリップノット
名称にもあるようにチューリップを首に飾ったような華やかな印象に仕上がる結び方です。結び目に視線が集まるように、ネクタイは無地のものを選ぶのがおすすめです。
まとめ
ネクタイの結び方はさまざまですが、状況に応じて適切なものを選ぶ必要があります。顔の近くになるネクタイは人の印象を左右するものなので、きれいなシルエットを作れるように練習しましょう。